辛い、辛い、辛い!!! 時はこうする
2021年 05月 22日
友達と電話出来たり、散歩も5分してきた。
でも昼食後、昼寝して起きてもいつものすっきり感がない。
夕飯、何しようかと思い始めて一つメニューが浮かぶと、「あー玉ねぎ切らなきゃ、ニンジン切らなきゃ、嫌だなあ嫌だなあ嫌だなあー」とぐるぐるぐるぐる夕飯のことが回り始める。
それこそ取りつかれたようにずっと、夕飯作らなきゃ、が頭の中を回っている。
そこから逃れるために、テレビを見る、それがつまらないのでネットも並行して見る。
目が疲れ、頭が疲れ始める、でも止められない。
テレビもネットもつまらないのに、消せない、止められない。
同時に夕飯、嫌だ、作りたくない、というドロドロした嫌な気分が頭の中で墨汁のように渦を巻き始める。
その時は雨が降り、気温も今までより低くなった。
冷えて寒いような……かといって、厚着するとすぐ汗をかく。
頭の中はごちゃごちゃになり、まるでだんだん水の中に沈んでいく感じで息苦しくなってアップアップした感じになってくる。
シャワーを浴びよう。
とにかくじっとしているのを止めよう。
熱めでザっと。
ああ、だいぶマシか。このまま寝よう。
横になる。
頭に「辛い、辛い、辛い!!!!」の言葉が火山の噴火のように湧き出す。
ふと気づくと、背中、肩、首にすごく力が入っているのに気がつく。
まるで自分で自分の首を絞めて、苦しんでいるようだと思った。
ふ~っと深呼吸して体を緩める。
本当ならお灸をしてもらいに行きたいところだったけど、生憎外はひどい雨。
自力でなんとかしなきゃ。
こういう時、頭の中に「もう一人の自分」を登場させる。
『寄り添ってくれる自分』だ。
『寄り添ってくれる自分』は言う。
深呼吸で「辛い」が消えたら、それで十分。
夕飯やその他の家事はもうしなくていいじゃないか。
今の私にそれ以上のことは求めないでやってくれ。
そして私の両手をとり、「ゆっくりね~深呼吸して~大丈夫、大丈夫~」と声をかける自分。
「いいよいいよ、もう十分、もう十分やってるから」
『寄り添ってくれる自分』は、アップアップしてプチパニックになる私に落ち着くような言葉をかける。
その言葉で、いつの間にか少し眠れた。
by rarara-0202
| 2021-05-22 09:41
| 心