暴飲暴食を抑える方法
2021年 06月 10日
ストレスのはけ口は食べ物に向く。
でも内臓系の持病がある私には、暴飲暴食は危険な行為だ。
自分をダメにするのが分かっていても、イライラのはけ口に食べるのを止められなかった。
たくさん食べてしまったら、次は控えれば良いさ、とドカ食いする、水分のみの絶食、を繰り返していた。
その結果、口内炎ができやすくなり、体重は不健康に減っていった。
そのうち、食事前に胃が痛くなってくる。
その逆で空腹を感じて食べたら胃が痛くなって、でも空腹は収まらないので、痛いけど食べずにいられない、という体にも心にも悪循環になっていった。
若い頃から胃カメラを何度飲んだことか。
でもいつも結果は良好、だった。
病院ではそれ以上してもらえることは無く、ストレスですかねえ、で終わっていた。
今回は朝から何も食べず白湯を飲んだだけで吐きそうになり、白湯がいつまでも胃に停滞している感じだった。
鍼灸整骨院の先生に診てもらった。
手技を受け、お灸治療などを受けた。
最後に小さなシールの真ん中に、これまた小さな小さな針のついたものを胃のツボに貼ってもらった。
治療直後は健康的な空腹を感じた。
でも帰宅したら、眠くて眠くてたまらなくなり、カーテンを閉め切って寝た。
ここ1か月ほど、入眠後1~3時間で無意味に目が覚めることが続いていた。
その分を取り戻さんばかりの勢いで、自分でもよくわからないけど、寝た。
その後、食欲はなかった。
でも白湯を飲んだりしているうちに、固形物も食べてみようかという気になった。
小さなクラッカーを3枚ほど食べた。
それで十分だった。
満足感があった。
その後からだ、食事が自然と適量で満足できるようになったのは。
以前のようにたくさん食べなきゃ満足できない!という強迫観念のような勢いがなくなった。
少し食べたら満足。
少しなので数時間経ったら空腹になる。
そこでまた少し食べる。
少量ずつだから胃腸にも優しい。
つまり自分に優しくできる。
空腹の時間が長いと、反動でドカ食いしがち。
小食に分けると、それも防ぐことができる。
内臓系の持病について主治医からは、そういうふうに数回に分けて食事しなさい、と指示されていたのだが、ドカ食いを止められなかったのだ。
それが今、その時その時の適量で心が満足するようになった。
鍼灸院の先生に知らせた。
先生は、胃のツボへの治療で食欲をコントロールできるようになったのと、胃が弱っている時は背中にストレスが溜まりそこが凝り固まっていて眠れなかったんだけど、体がほぐれたので睡眠が取れるようになったのかもね、と言われた。
それでもまた、満腹なのにまだ食べようとする時があった。
それはテレビを観ていた時が多かった。
それも「この話、面白くない」と思っているのに何となく観ている時だった。
面白くなくてイライラするのに、自分で観るのを止められない。
変な話だけど、気に入って観ていた連続ドラマが途中の回から全然面白くなくなってしまった時がイライラしがちになっていた。
もう少し「我慢して観ていたら」また面白くなるかも、という期待があったかもしれない。
そういう時にストレスのはけ口として過食にはしっていた。
だから、面白くない、と思ったら即、テレビを消すことにした。
後、適量食べた、と思ったらできる限り即、横になっている。
右腹を下に横向けに寝る。
目をつむってうとうと寝る。
私は内臓系の持病があって、胃下垂でもあり、適正体重よりずっと痩せてしまっている。
そういう私へのアドバイスとして、主治医からも鍼灸院の先生からも、食後、横になることは副交感神経が働き、消化が進むから必要だと言われた。
他に実感したことは。
満足したけど、あともうちょっと食べたい!と思う時がある。
でも横になると、徐々に徐々に食べたい切迫感が消えていくのが分かった。
今はこの3つの方法でなんとかお腹の平和を保っていきたい。
まあ~でもね。
美味しいものに出会った時は、ついついもっと食べる!ってなる。
食べるのは人生の楽しみの一つだからね。
食欲のコントロールは難しいよ。
by rarara-0202
| 2021-06-10 08:34
| 体